描述
処女作から最新作まで、全20作品を収録した藤森作品集の決定版。
屋根に生えるタンポポやニラ、杉板の表面を焦がした「焼杉」など、藤森氏が自然素材や植物にこだわるのは、古今東西のあらゆる建築を知り尽くした氏ならではの「人類の建築にふさわしい素材」だから。そして藤森氏の視線の先には、人類の建築の原点―新石器時代の洞窟住居やアフリカの泥の家―までもが見据えられています。だからこそ藤森建築は、誰が見ても面白く、心地よいのです。
そうした藤森建築の魅力を満載した本書は、建築やデザイン関係の人々はもちろんのこと、広く一般の人々に「建築の楽しさ」を訴えかけます。
論文
・人類の建築をめざして 藤森照信
・茶室 藤森照信
・植物 藤森照信
・自然素材 藤森照信
・屋根のてっぺん 赤瀬川原平
プロジェクト
・土塔
・東京計画2107
作品
茶室
・一夜亭
・矩庵
・高過庵
・茶室 徹
・薪軒
・炭軒
・松軒
植物
・タンポポハウス
・ニラハウス
・一本松ハウス
・ツバキ城
・養老昆虫館
・ラムネ温泉館
・ねむの木こども美術館
自然素材
・神長官守矢史料館
・浜松市立秋野不矩美術館
・ザ・フォーラム
・熊本県立農業大学校学生寮
・不東庵工房
・焼杉ハウス
藤森照信
1946年長野県諏訪郡宮川村高部(現:茅野市)生まれ。1965年、長野県立諏訪清陵高等学校卒業。1971年、東北大学工学部建築学科卒業。1978年、東京大学大学院建築学専攻博士課程満期退学。1980年、工学博士号(東京大学)。1982年、東京大学生産技術研究所専任講師。1985年、東京大学生産技術研究所助教授。1998年、東京大学生産技術研究所教授。受賞、1981年、博士論文『明治期における都市計画の歴史的研究』で1980年度日本都市計画学会論文奨励賞。1983年、『明治の東京計画』で第37回毎日出版文化賞、第9回東京市政調査会藤田賞。1986年、『建築探偵の冒険 東京編』で1986年度サントリー学芸賞。東京建築探偵団・路上観察学会の結成。およびその研究調査活動で第7回日本文化デザイン賞。1997年、「ニラハウス」で第29回日本芸術大賞。1998年、日本近代の都市・建築史の研究で日本建築学会賞論文賞。2001年、「熊本県立農業大学校学生寮」で日本建築学会賞作品賞。2002年、『建築探偵、本を伐る』で第1回毎日書評賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)





