描述
本号は1967年9月1日に創立した日本設計の、創立50周年を記念する特集号です。
都市計画や建築設計、設備設計、ランドスケープなど多くの人がさまざまなプロセスで関わりプロジェクトを実現させていく、そうした総合設計事務所の姿を、10のストーリーで紹介します。
日本設計創立のきっかけとなった「霞が関ビルディング」から最新作である「赤坂インターシティAIR」まで、さまざまな分野を専門とする担当者へのインタビュー形式で各プロジェクトを紐解き、その取り組み方やプロセスを紹介する中で、50年間の経験や記憶が引き継がれていることが見えてきます。まだ形にならないものを思い描き、考えるプロセスを通し、日本設計のこれまでの50年とこれからのビジョンを示します。
変わらぬ理念を受け継ぎつつ、未来へ挑戦し続ける|千鳥義典[COLUMN #1]日本設計で今まで何を考えたか|六鹿正治 020STORY-01 024
新しいエリア価値の創造
|01-1|赤坂インターシティAIR 026
|01-2|虎ノ門ヒルズ 040
[COLUMN #2]日本の都市像のこれまでとこれから|中島直人 042
[ARTICLE]日本設計の都市計画|田島泰 046
STORY-02 050
歴史景観はつくり出せる
|02-2|日本橋室町東地区 060
|02-3|日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業 062[ARTICLE]住宅開発の歩み|大塚正宏/阿部芳文 070STORY-03 072
発想の力、建築の力
|03-2|上越市立水族博物館 082[ARTICLE]地球の上の居心地づくり|長澤基一 090STORY-04 092
環境思想の系譜
|04-1|としまエコミューゼタウン 094
|04-2|雲南市役所新庁舎 102
[COLUMN #3]インタビュー 108
環境領域の広がりと新しい建築の可能性|田辺新一
STORY-05 112
環境エンジニアリング領域の拡大
|05|環境設備設計の50年 114
[ARTICLE]木を使う|小泉治/荻野雅士 122
[ARTICLE]医療施設の本質を目指して|伊藤元晴 126
STORY-06 128
固有の文化に学ぶ
|06|ODAから広がる海外への展開 130
STORY-07 138
海外のフィールドに描く都市デザイン
|07-1|無錫中央駅 140
|07-2|天津泰達MSD複合開発プロジェクト 146
|07-3|寧波緑地中心 152
[PR]対談 156
未来を創造するというビジョンの下にBIMによる可能性を広げる
ルー・グレスパン×千鳥義典
[ARTICLE]BIMの次の進化に向けて|岩村雅人/吉原和正/田畑健 158
STORY-08 162
環境系スタジアムの新世代
|08-1|武蔵野の森総合スポーツプラザ 164
|08-2|新国立競技場コンペB案 173
[ARTICLE]タグボートのごとく進む|小坂幹 174
STORY-09 176
プロジェクト・マネジメントの神髄
|09|四谷駅前地区第一種市街地再開発事業 178
STORY-10 186
優れた都市資産を後世に語り継ぐ
[ARTICLE]コンバージョンの未来|河井信之/内藤浩司 188
|10-1|霞が関ビルディング 190
|10-2|新宿三井ビルディング 196
[ARTICLE]日本設計の顔 200
データシート 202